剣道を身に付けると期待できる効果

心が鍛えられる

剣道の稽古は常に厳しさが付きまといます。稽古内容も自分は重い防具を着け、相手は激しく動き回るので、運動量が多く、相手の竹刀でいなされたり、体当たりではじき返されるので、直ぐにスタミナを奪われてしまいます。

 

そのため息が苦しくなったり腕が上がらなくなり、足が前に運ばなくなったりしますが、最後まで気力を出してやり切るということを繰り返します。剣道の稽古を毎日こなしていくと、少々のことでは、音を上げない粘り強さや我慢強さが身に付きます。

 

剣道の稽古や試合では、自分の心の弱さと向き合わないといけない場面が多くあります。天気が蒸し暑かったり、寒くても稽古は有りますし、体調が多少優れなかったり、気分が乗らない日も稽古には参加しないと力がつきません。稽古の中でも、怖い先生に掛かっていくのは、最初は嫌だったりしますが、それでもこなさないといけないし先生が見ていても、いなくても同じように頑張らないと成長できません。

 

試合でも、試合前は緊張と向き合うことになります。自分より強い相手の時は「果たして勝てるのか?」と考えますし、弱い相手の場合は、「もし負けたら周りからからかわれるのでは?」と思ってしまいます。ライバルが相手の場合でも、どうしても負けたくないと思いますので、やはり緊張します。こうした場面を沢山乗り切ることで、多少のことでは動揺しない落ち着いた心が養われます。

 

 

 

 

 

 

体が鍛えられる

毎日激しく動き回る稽古を繰り返すことで、体力がついて、疲れにくい体質になります。声はよく通るようになり、姿勢は良くなります。寒い日も暑い日もしっかり稽古をこなすことで、体の体温を調整したりする機能が向上します。全身の筋力がバランスよくついて怪我も起こしにくくなるし、免疫力がついて病気にかかりにくくなります。

礼儀作法が身に付きます

剣道では、相手を敬うことを尊重します。目上の人を敬い、目下の人はしっかり面倒を見るように心掛けます。稽古中も、常に相手が上達しやすいように気を配ります。剣道の防具や道具を日頃からお手入れをすることで、物を大切にする感覚が養われます。

頭が良くなります

剣道は、自分の心を強くする方法や、剣道が強くなる方法の正解を初めから教えてくれることは有りません。先生も自分の経験に基づいて、こうしたほうがいいというアドバイスをするだけで、後は、自分で稽古をたくさん積み、相手と闘う事を繰り返すことで少しづつ上達していきます。

 

正解が無いものを、頭を使って工夫するという習慣が身に付きますので、生活の色々な場面で、予想しないことが起きたときに、臨機応変に対処したり、問題を解決に導く力が上がります。柔らかい思考力が磨かれていきます。

社交性が磨かれます

剣道をしていると、試合に参加する機会が多くあります。試合は1対1の真剣勝負で、相手よりか強ければ勝つし、弱ければ負けます。勝負は一瞬で決まってしまいますので、どんなに強くても負けてしまうことが有ります。沢山負けを経験すると、上には上がいることを思い知らされるのでだんだん謙虚になっていきます。
逆に真剣勝負で相手に勝つことを繰り返していると、本物の自信を持てるようになります。このように経験を沢山積めば積むほど、自分の実力が分かり、それを受け入れられるようになります。そうすると周囲の人への態度も自然体となり、無理が無く色々な立場や身分の人と交流ができるようになります。